482gで生まれた超低出生体重児だいだんのNICU生活 ~誕生から5ヵ月目~

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だいだんの成長記録

だいだんのNICU生活を過去の記憶と日記をもとに振り返りまとめています。なにか参考になればと思い書いています。

今日は、誕生から5ヵ月目のできごとを書いていきます。

でいでい
でいでい

5ヵ月目のだいだんの体重は3236gです。

ミルク 60ml×8回/1日

NICUからGCUへ

GCU(Growing Care Unit)とは、新生児回復室のことです。NICUで治療を受け、状態が安定してきた赤ちゃんが、引き続きケアを受ける部屋です。生まれてから、直接GCUに入る赤ちゃんもいるみたいです。

生後123日目。だいだんは、GCUに移動となりました。とは言っても、部屋はNICUの隣にありました。いつも面会に行く時、GCUの部屋を通ってからNICUに行っていたので、どんなことをする部屋なんだろうと気にはなっていました。

GUUでは、治療というより、退院に向けての準備をするところでした。NICUでは、常に看護師さんが近くにいて笑顔でやさしく寄り添う感じで接してくれていましたが、GCUでは、看護師さんとの距離があり、退院を見据えてできることは自分たちでやるような感じでした。

近くに看護師さんがいない為、わからないことを聞くにもタイミングを見つけては、聞いていました。聞けは看護師さん達もやさしく教えてくれますが、NICUとは少し雰囲気が違い、最初は戸惑いました。今思えば、看護師さん達もあえて距離をとっていたのかもしれません。なので、「自分たちでやらないといけないんだ」という自覚を持つようになりました。

初めてのおもちゃに興味

NICUではおもちゃの持ち込みができなかったので、GCUに移動となり、初めてミッキーのガラガラとアンパンマンの人形のおもちゃを持って行ってみました。初めて見るおもちゃに不思議そうにちらちらと見ていました。興味を持っていたのは、こいのぼりに付いている風車でじっと見ていました。くるくる回るのがお気に入りだったみたいです。それにしても、だいだんは常に右向きで寝ています。左に向かせようとしてもすぐに右向きになってしまいます。頭の形が変わらないか心配でした。

経管栄養のチューブ交換

だいだんは、5ヵ月(修正月齢2か月)たってもミルクが思うように飲めません。哺乳瓶から飲むのは20ml程。なので経管栄養は退院後、家でも継続することを想定してやり方を看護師さんから教わることとなりました。

まずは、ミルクを鼻のチューブに繋ぎミルクを胃に送るスピード調整のやり方を教わりました。これは、すんなりできるようになりました。次に、チューブの交換のやり方です。これがなかなか大変でした。まずは、看護師さんが見本を見せてくれました。鼻から胃にチューブを入れていくので、当然ながらだいだんは、泣きわめき、暴れます。体が動いていると入れれないので、バスタオルで体をぐるぐる巻きにして固定してやっていました。看護師さんは、慣れているので、動じることなくやっていました。チューブの交換は、1週間~2週間を目安で行うのでこの日は見学だけしました。

1週間後、実際に交換することとなります。まずは、おっとーが交換しました。だいだんは、チューブ交換を察し、泣きわめきます。バスタオルでぐるぐる巻きにし、いざチューブを入れますが、なかなか奥に入っていきません。焦ってるおっとー。入れ方にもコツがあるようで、唾を飲むタイミングで胃に向かって円曲に入れていくと入りやすいみたいです。仕切り直して、もう1回やるとなんとか入りました。

ミノムシだいだん

さらに1週間後、でいでいが交換する日がきました。だいだんが泣きわめいている中、バスタオルでぐるぐる巻きにして、交換していきます。「だいだん、ごめーん」と思いながら入れていきますが、おっとーと一緒ですんなり入ってくれません。入る位置を何回か探ります。その間だいだんはさらに泣きわめきますが、なんとか入れることができました。

チューブが入ったら、抜けないように適正の位置で固定しなければなりません。ほっぺにテープで固定します。ギャン泣きの中、固定するのも大変でした。

固定ができたら、ちゃんとチューブが胃に入っているかの確認をします。確認方法は、お腹に耳をあて、チューブにシリンジ(注射器みたいなもの)で5ml程度空気を入れ、「ポコッ」と空気が入った音が聞こえればOKです。

一連の流れをやってみましたが、これを家でやると思うと不安しかありませんでした。

以上が5ヵ月目のできごとでした。

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じゃーまたねー。

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