482gで生まれた超低出生体重児のだいだんのNICU生活 ~誕生から1ヵ月目~

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だいだんの成長記録

今日は、だいだんの誕生から1ヵ月目のできごとについて書いていきます。

このブログは、過去の記憶と当時書いていた日記をもとに書いています。

でいでい
でいでい

だいだんの誕生時の体重は482gで身長は28.2㎝でした。

500mlのペットボトルより軽かったんです。

だいだんは、生まれてからすぐ、NICUできれいな空気と適切な温度、湿度が保たれた保育器の中で管理され、裸で過ごしていました。体温や呼吸をモニターで管理するために、体のあちこちにセンサーを取り付けられていました。何か異常が起きるとアラーム音で知らせ看護師さんが対応してくれます。最初のころはアラーム音がするたび、ドキドキしてました。

また、腕には点滴、自力では呼吸ができないため、口からは人工呼吸器、鼻からは栄養を取るための管をつけられていました。

先生からは、出産後72時間が山と言われ、それを乗り越えてもまだ、全ての臓器が未熟なので今後なんらかのケアが必要になってくるでしょう。と話されました。

NICUってどんなところ?

NICUは、新生児集中治療室と呼ばれています。

予定より早く生まれてきた赤ちゃんや体重が小さく生まれてきた赤ちゃん、病気の治療が必要な赤ちゃんが入院している集中治療室です。

NICUの医療費に関してはこちらを参考にしてみてください。             https://www.small-baby.com/support/about.html 

未熟児養育医療制度などを使用すれば、ミルク代やオムツ代程度で済みます。わからない場合には、病院や各自治体に問い合わせると教えてくれます。

でいでい
でいでい

日本ってとってもいい国だなぁーと思いました。

人工呼吸器のやるせなさ

だいだんは生まれてから、自力で呼吸ができないため、人工呼吸器のサポートを受けていました。しかし、呼吸をサポートしてくれているはずの人工呼吸器ですが、実は肺に相当な負担がかかり傷をつけてしまいます。一度傷ついた肺はなかなかよくなりません。だいだんは、慢性肺疾患と診断され、酸素管理を3歳までしていくこととなります。

呼吸をサポートしてくれているにもかかわらず、逆に肺を痛めてしまうなんて、とてもやるせない気持ちになりました。

はじめてのミルクは綿棒で

母乳は、搾乳機で搾乳したものを冷凍し、病院に運んでいました。また、母乳の分泌量を維持するために3時間ごと搾乳をしていました。

まだ自力では母乳を飲めないだいだんは、母乳を染み込ませた綿棒でお口の周りにぬりぬりし、それを舐めさせていました。その後、経管栄養(鼻から胃まで入っている管)で母乳を直接胃に入れていきました。一回のミルクの量が14mlだったので注射器でミルクを吸い取って管の中に入れてました。あっという間にミルクの時間が終わってしまいます。

でいでい
でいでい

1ヵ月目のだいだんの体重は683gに増えていました。

1ヵ月で201g大きくなりました。

ミルクは1日に14ml×8回あげていました。

ここまでが誕生から1ヵ月目のできごとでした。                         次回は2か月目のできごとを書いていきます。

じゃーまたね。

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